いつもご利用いただいているＯさんから、少し急ぎ目のご依頼。

スポ少でお世話になった指導者に記念品をお渡ししたいというものです。

　昨年もご利用いただき、焼酎に写真とメッセージを彫刻させていただいた記憶があります。

２年続けてのオーダー、昨年とは違うグレードアップしたものにしなきゃ、とこちらも張り切らないといけません。

　ご予算やご希望を聞いて相談の結果、ガラスフレームに写真彫刻することを決定しました。

　こんな風にしたい、っていうイメージを送っていただきました。

　しかし困りました。前面は感謝の文字に名前にメッセージ、写真にイラストまで盛りだくさん。

裏面から背景が桜ということか？

　これだけの手間、彫刻面積を考えるととても予算には収まらない。

　相談の結果、そこまで物凄い製作にまでするつもりでなかったようで、あくまで予算内で製作出来ればいいとのこと。了解！

こういうのがあると本当に製作が楽ですし、希望のイメージに近づけることが出来ます。

　何もパソコンでデータ作らなくても、手書きでイメージ書いてもらっても大丈夫です。

こんなふうにしたい、ここにこれを入れたい、というような。

　逆に、イラストレーターでデザインを作って送っていただくことも可能です。

いただいたデータを使ってそのまま彫刻加工します。　　

　メールで画像とイラストのスキャンデータも送っていただきました。

　大きい紙に書いたんでしょうけど、ちょっと字が小さいかな…　小さいスペースにこれは厳しいかな、とか考えつつ、デザインに入りました。

　写真が縦長だったのでレイアウトを少し変更。

　今回はメールで画像データ、イラストスキャンデータをいただきました。

　写真はプリントしたものでもＯＫ。手書きのデータも紙ベースご持参でもＯＫです。

　イラストや文字ならＦＡＸでも大丈夫です。

　手書きデータをそのまま彫刻すると味が出て本当に良いですよ。

　この時点でデータを送ってＯＫいただきました。

　納期もあまりなかったので、本来はそのまま製作するのですが…

　彫刻する文字や写真などのデータが揃い、デザインが出来た段階で一度お客様に見ていただいてます。ネット販売では希望者のみ、と記載してはいますが、単純な名入れ以外のデザインはほとんどの場合事前デザイン確認を送っています。

　事前デザイン確認は、メール、Facebook、Line、Ｆａｘ、ご来店など、お客様のご都合の良い方法で行っています。

　最初のデザインデータから比べると分かる通り、表と裏と全面を彫刻します。

　なので、手間もコストも単純に倍かかります。

　が、裏面を擦りぼかし加工することで、表面の彫刻がはっきり際立ってキレイに見えるのです。

　もう早く作って完成を見てみたい、そんな気分で楽しみながら彫刻工程に入りました。

　”感謝”を金メタリックで記念品っぽく。

　桜の花は３か所に表から、ピンクとシルバーメタリックの仕上げ。

　名前と手書きイラストは彫ったままの白。

　裏面から彫刻した写真との立体感。

　擦りぼかし加工したことで彫った白色が際立つ。これはもう完璧な出来栄えです。

　ご希望伺いつつ工房の技術を表現して出来上がった会心作。

感動で今までのこととか思い出して涙ぐんでしまいました。

素晴らしい作品ですね。感謝してもしきれません…♡

やっぱり頼んで良かった～。

ジャージにしようかという意見もあったんだけど、その100倍いいですね♡

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何度見てもいいですね。

嬉しくて何度も見てます。

子どもに画像見せたらすげぇ!!すげぇ!!と感心して早く渡したいと言ってます(笑)

しかも、監督はこれを一生大事にしてくれると思うから、｢死んだとき棺にいれる｣って。

縁起でもねーごど言うけ～( ´△｀)

でも、子どもから見てもそのぐらいすごいものだと感じたんだろうと思います♪

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