日経MJ新聞に掲載 「竹内謙礼の顧客をキャッチ」 

日経MJ新聞 竹内謙礼の顧客をキャッチ 地元愛のフェイスブック 7-Colors鶴岡ガラスアート工房

本日付日経MJ新聞に、7-Colorsの取り組みをご紹介いただきました。
7-Colorsは、Facebookを通じて地元庄内の多くのステキなお客様とのご縁をいただくことによって商いさせていただいてます。
あらためまして支えて下さっているお客様皆さまに深く感謝申し上げます。本当に有難うございます。

 

 

~以下記事全文~

 

竹内謙礼の顧客をキャッチ
第90回 地元愛のフェイスブック

 

 山形県鶴岡市在住の阿蘓淳一さんが「7‐colors鶴岡ガラスアート工房」を立ち上げたのは2011年。地元の人たちと触れ合えるビジネスがしたいという思いが強くあり、脱サラをして選んだのはガラス製の名入れギフト品や彫刻作品の販売を手がけるビジネスだった。しかし、事業を始めた当初は、思うようにお客さんを集めることができず、苦戦を強いられた。
 そのような中で、最も反応が良かった集客ツールがフェイスブックだった。初めて開催した個展には50名近くのお客さんを呼び集めることに成功。ガラス工房の体験教室も、フェイスブックを通じて、通常の3倍以上のお客さんを集めることができた。今ではお客さんの7割が地元の人。しかも、その大半がフェイスブック経由のお客さんだ。「フェイスブックは、リアルなコミュニケーションで繋がることが大前提。そして、双方の信頼関係を築いた上で、お互いを助け合う気持ちを持つことが大事。例えば、相手が自分の商品をフェイスブック上で勧めてくれたら、自分も別の機会で勧めてあげる。このような相手を思いやる気持ちがなければ、フェイスブックを通じてファンを作ることはできない」そんな地元愛に共感したお客さんに囲まれているせいか、阿蘓さんのフェイスブックは、いつもたくさんの人たちで賑わっている。
 フェイスブックを通じて情報を発信している企業は多いが、どうしても、その情報の先に売り手側の“お金儲け”の意図が見え隠れしてしまい、お客さんを興ざめさせてしまう。しかし、今回の7‐colors鶴岡ガラスアート工房の事例のように、情報の先に“お金儲け”ではなく“地元愛”が見えてくれば事情は大きく変わってくる。地域の人たちがリアルにコミュニケーションを取り合い、そこでお互いが助け合う気持ちが生まれれば、そのような人たちが集うフェイスブックには、本当のファンが集うはずである